文字書き人形紹介

ヒストリー

幕末に海外に流出していた「寿」「松」「竹」「梅」の4文字が書ける「文字書き人形」も、平成5年(1993年)に東野進がアメリカで発見し、12年間の交渉の末、平成16年(2004年)に日本に持ち帰られ、修復が施された上で、翌年の愛・地球博で展示された。

田中久重が残した最後の最高傑作が、この「文字書き人形」である。

発明者

田中 久重(たなか ひさしげ、寛政11年9月18日(1799年10月16日) - 明治14年(1881年)1月11日)は、
江戸時代後期から明治にかけての発明家。
「東洋のエジソン」「からくり儀右衛門」と呼ばれた。
芝浦製作所(後の東芝の重電部門)の創業者。
久重は明治14年、齢83歳で永眠する。久重に子供はなく、最初の養子は、不幸にして、早くに亡くなったが、
その後、金子大吉を養子とした。大吉は久重没後、二代目久重となる。
二代目久重は明治15年に、芝区金杉新浜町に工場を建設した。
久重より受け継いだ銀座の工場兼店舗は販売店となった。
久重の工場・店舗は田中製造所として発展していき、明治26年(1893年)に芝浦製作所となり、
後に東京電気を合併し、現在の東芝となる。

その一生は名利を追わず、己を省みることなく、他のために尽くし、そして技術を追求するものであった。
前半生は、「人を楽しませたい」ため、からくりを製作した。
後半生は、「世の中の為に尽くしたい」と考え、国内の技術発展に大きく貢献した。
代表的なからくに人形作品は、「弓曳き童子」と「文字書き人形」である。
この文字書き人形は、最高傑作とされ、平成16年(2004年)に米国より日本に里帰りした。

展示実績

平成17年 9月
愛知万博参加出演

平成17年 9月
東海テレビスペシャル出演

平成18年 1月2日~2月5日
江戸東京博物館にて、「夢大からくり展」に展示

平成23年 12月16日~平成24年 4月27日
東芝科学館にて、「田中久重ものがたり」に展示

平成23年
テレビ TOSHIBA130年スペシャル
甦る 幻の文字書き人形 ~天才からくり師 田中久重に挑戦~

動画

文字書き人形ギャラリー